みちのくEMS認証取得しました(全環)

平成29年3月25日、NPO法人環境会議所東北による環境マネジメントシステムの「みちのくEMS」の認証を取得しました。環境に関する継続的な改善をすることで経営基盤の強化を図ることを目標に取得しました。組合として「循環型社会構築への寄与」、「環境保全型事業の継続と積極的推進」を目標として、環境保全に配慮した組合事業を継続的に推進し、持続的に発展をさせるため、組合と組合員が一丸となって努力することを目的とします。

 

全環衛生事業協同組合環境方針

1.環境目的
当組合は,環境問題が次世代までにも及ぶ長期的で、かつ地球規模的な問題であることを認識しつつ汚泥の中間処理と下水道の維持管理事業を推進して来た。そこには、本事業を通し,「市民サービスの提供」や「快適な生活環境の確保」さらには,「くらしの安心・安全」を守るための使命感にも似た理念が含まれているものである。これら環境保全に配慮した組合事業を継続的に推進し,持続的に発展をさせるため,組合と組合員が一丸となって努力することを目的とする。

2. 環境方針
環境目標を実現するため、次の行動を積極的に推進して行くものとする。

3. 環境目標
1)循環型社会構築への寄与
環境関連法規を遵守し, 循環型社会への構築に向け廃棄物の適正な処理を実施すると共に脱水汚泥のリサイクル化に向け努力する。
① 有機系脱水汚泥の適正処理とリサイクル率100%を継続実施する。
② 無機系脱水汚泥の適正処理と段階的なリサイクル化の推進により,リサイクル率50%以上
を目指す。
2)環境保全型事業の継続と積極的推進
組合の継続的な事業を活かし,環境保全を推進することで社会の環境負荷低減に貢献できるよう努める。
① 仙台市が発注する「下水道管路緊急清掃業務委託」の緊急清掃業務を効率的に実施し,環境負荷の低減に努める。その対策として組合の直営による作業体制を改善し,段階的に組合の直営率を高め,最終的に直営実施率70%以上を目指す。
② 清掃車両等の更新時期を再検討し,点検と整備を充実させ車両の長寿命化を図る。
また,特殊車両等の更新時期と費用については平準化を図り,効率的な更新を進める
3)環境管理計画
本環境目標においては,定期的に見直しを行うと共に継続して改善を図るものとする。
4)環境方針の周知等
この環境方針は,組合および全ての組合員に周知すると共に情報の共有を図る。また、組合の役割である情報の発信・提供については,「組合ニュース」や「お知らせ版」等を発行し知らせて行くものとする。

なお、組合ニュース等は,四半期毎に発行する計画とし,その内容は段階的に充実させながら徐々に増行するものとする
平成28年10月 1日
全環衛生事業協同組合